「私が求めているのは、こんな生活じゃないのでは。なんかおかしいぞ。」
プラスチックは地球のために捨ててはいけない。
そんな情報をどこかから仕入れて、プラスチック製品を買わない様にするだけでなく、ゴミが捨てられなくなっていました。
そして家にプラスチックゴミが溜まってしまい、ゴミの山に埋もれることになりました。
私は何かおかしいと、漠然と感じはじめていました。
27歳で長女を出産し、様々な育児情報がある中、私は育児のマニュアルを探してさまよっていました。ある時は宗教団体に通い、ある時は主婦としての知恵をつけようと、賢い主婦が集まるという勉強会に足を運んでいました。そんな中「節約が大事だ」と耳にしたのです。
私は1円単位で節約に努め、家計簿に挑戦するようになりました。
水の節約のために「蛇口から出る水は1cmの幅」と決めてチョロチョロと流れる水で炊事をやってみたこともありました。
節約料理もたくさん教えてもらいました。どれもこれも「主婦の知恵」として、教えてもらうことが大好きでした。
でも、そうやって自分のしている節約が正しいと、自分のしているエコが正しいと思い込んだ結果がプラスチックゴミの山でした。
だから私は、こんな生活を望んでいるわけではなかったと、何かがおかしいと漠然と感じるようになったのです。
ちょうどその頃でした。
鍼灸学校に行っていた夫が、あるイベントで食べた料理がとてもおいしかったらしく、「食べ物で心と体調を整えてくれた。」と興奮気味に帰って来たのです。
私は、「まさか食べ物でそんなことありえない」と、今までの自分の手作り料理を否定された気分で、まったく理解ができずに受け入れられませんでした。
ただ、これもどこからか仕入れた情報だったんだと思います。漠然と「お砂糖を使わないお菓子」ができたらいいなという気持ちがあったのです。そこで、夫の持っていた自然食の情報誌をのぞいてみたら「ノーシュガースイーツのセミナー」が目に止まり、参加してみることにしました。
それが「未来食つぶつぶ」のセミナーでした。
ケチケチ生活を送っていた私が、その時はなぜかポーンと大枚をはたいてセミナーに参加したのです。
そしてびっくり。私が今まで「主婦の知恵」として乳製品たっぷりの正しい栄養学と信じていた食事とは、真逆の内容だったのです。
私の若い頃は、乳製品フリークの元気ハツラツ少女でした。朝はパン食。昼もパンと牛乳。ごはんは夕食に軽く一膳。生クリームを箱買いして食べたり、喫茶店でパフェを3個食べる・・・ということも日常茶飯事でした。
結婚・出産してからは手作り&無添加にこだわりましたが、離乳食もおやつも、ほとんどパンと乳製品というこだわりようでした。
そんな私が「これが知りたかったことだ!」と、素直に感じることができたのです。
さらに、その時の講師だった「つぶつぶグランマゆみこ」をはじめ、スタッフみんなキラキラしていてとてもエネルギッシュ。
「なんなんだ?この元気さは・・」と感じたことが、最初の印象として残っています。
そうやって私は、私の中から今までと違うエネルギーがあふれて来るのを感じていました。
それなのに、当時の私は「正しさ」が行動基準だったので間違った解釈で突き進むことになりました。
「こうしなければ」とガチガチになっていったのです。
なし、なし、なしが正しい!
テレビなし、新聞なし、学校なし、肉なし、砂糖なし、薬なし、医者なし・・・。
なしが正しいという考え方に囚われていきました。
私はつぶつぶに魅力を感じて、その頃はオフィス雑務のアルバイトをはじめていました。でも、自分の信念に自信を持っていたので、自分の価値観や食以外の生活は変えずに、その違いもわからずにいました。
未来食つぶつぶのおいしさだけでなく、シンプルさに感動してつぶつぶの実践を楽しんでいたのにも関わらず、私はそのシンプルさと私が正しいと信じてたエコとを同じだと思っていました。
私は全く理解していなかったのです。
そのうち、脱サラした夫の経済問題から始まった女性問題などで、夫婦仲が悪化。私は35歳で娘2人を抱えるシングルマザーになりました。
離婚後は自分の不安感から、あれこれ先回りをして心配し、2人の娘に「こうしなければ」を押し付けるようになりました。
夏はクーラーを使わずがまんが自慢。
冬も暖房は最低限しか使いませんでした。
エコがまん生活を正しいと思って実践し続けました。
何でも「なしが正しい」と信じてたので、「お受験ママ」を批判しつつ、過保護な「ネガティブママ」になっていきました。
「がんばらないとだめ」「でも学歴はいらない」「現代の世の中は間違っている」「マスコミは信頼できない」と、今思えば、娘の生きる力を失わせることを、正しいと信じて伝え続けていました。
そうやって思春期になった娘たちは、私の言うことと世の中のこと、どちらも信頼できなくなって反抗。学校も行かなくなり、昼間はすることがなく無気力に。
あり余るエネルギーを発散するかのように派手な化粧になり、外泊が続き、不可解な行動が多くなっていきました。
そんなある日。
新しくできあがってきたつぶつぶのセミナーのチラシを見ました。
「がまんは続かない!」
「おいしくなくちゃ栄養にならない!」
「エコ・ヘルス・グルメを同時に実現する食の技」
そこにはこんなキャッチフレーズが大きく載っていました。
衝撃でした。
自分がつぶつぶのシンプルさについて、全く理解していなかったことに気付いたのです。
私は新たに素直な気持ちで、つぶつぶグランマゆみこのセミナーを受け、未来食つぶつぶを実践し続けました。
すると体と頭の両面から私自身に変化が現れはじめました。
自分の価値観を手放すと決心して、心から喜んでつぶつぶを食べ続ける過程で、自分を縛っていた受け売りのエコをはじめとする色んな自分の思い込みが、少しずつ融けていきました。
気づいたらエコも、健康も、おいしい食も、そして心豊かな生活も全部が、まったくの自然体で手に入っていました。
娘たちの体当たりの反抗と未来食つぶつぶの実践が、私を不安と正しさ暴力の檻から引っ張り出してくれたのです。
私の心がほどけていくのを追いかけるように、娘達の心もほどけていきました。
仕事先には私の作ったつぶつぶのとてもシンプルなお弁当を持って行きます。
今年の私の誕生日には「いつもありがとう。とお弁当を食べる時に実は思っています。」というメッセージをもらいました。
元夫とも、お互いの夢を応援し、感謝しあえる関係を築くことができはじめました。
それまで上辺だけの会話だった両親とも、仕事の相談などができるようになり、人生の先輩として尊敬できるようになりました。
私は、「未来食つぶつぶ」に出会って実践したことで、家族丸ごと心身の健康を取り戻すことができました。
ガチガチだった心が、どんどんふくよかになり、目の前のことを包み込める感覚が分かるようになりました。
自然体で、エコ・ヘルス・グルメな生き方のできる、がまんや押しつけのない日々が実現しています。
私に必要だったのは、自分自身のほんとうの教育でした。
ハツラツと輝いて生きていたい気持ちやエネルギーの使い道を間違え、ガチガチの檻に自分を閉じ込めていたことに気づきました。
そして、母親が変われば子供も夫も変わることを実体験しました。
そういった気づきと家族の問題の解決法を伝えることを仕事にしたいと強く思うようになり、私はつぶつぶマザーとして独立しました。
今は、埼玉・狭山の自宅を拠点に「大人女子の食育講座」を軸に活動をしています。
遠回りをし、様々な経験のある私だからこそ、あなたに伝えられるものがあると思います。
「早く気づけばよかった。」
その思いをエネルギーに私は活動しています。
あなたが、がまんして節約生活を続けているなら、エコ・ヘルス・グルメを同時に自然と実現できるつぶつぶ料理に興味を持って貰えたなら、ぜひあなたにも体感してもらいたいと思います。
あなたのお越しをお待ちしています。
(※あくまでも個人の体験談です。)