娘が1歳の時にアトピーを発症。
ショックでした。
私には小さい頃より薬物治療を行いながらアトピーを難治化させている弟がいたので、薬による治療の辛さがわかっていました。
でも、娘は「食」を見直すことで、いつのまにかアトピーが治ったのです。
私は食の大切さを実感しました。
食に関わることをライフワークにしたい、と思うようになりました。
だけど、安定した収入と生活を手放す勇気はなく、結局ズルズルと変わらない生活を送る毎日。いつも誰かが運転する電車に乗って、決まったレールの上を進んでいました。
それを変えてくれたのが「つぶつぶ」でした。
アトピーに悩んでいたり、食生活や放射能など色んな不安に囚われているなら、ぜひ読んでいただきたいと思います。
私は島根県出雲市で四世代同居の兼業農家に生まれ育ちました。
周りの顔色や反応がいつも気になって、自分の意見や気持ちがなかなか言えない子供でした。
将来の夢や好きなことを聞かれても、特に希望もなく、返答に困るばかり。
だから進学校で受験勉強をしたものの、希望の大学に入れないと判断すると、すぐに諦めて、短大へ行くことにしました。
仕事は生活するために必要な生計をたてる手段と思っていたので、就職する際に選んだのは公務員。
私は常にリスクを避けて、安心・安全な道を選んできました。
それでもラッキーなことに、公務員試験を受ける過程で海外勤務ができる中央官庁を知り、そこに入省することができました。
実はずっと、遠く離れた外国や外の世界に、自分が求めている何かがあると思っていたのです。
私の憧れは現実となり、日本とは全く異なる環境で、全く異なる常識や価値観で生きる人々や文化に触れることで、自分の中の世界観を一気に広げることができました。全てが新鮮で貴重な経験でした。
でも、
そこは外国に対する憧れから入った場所でした。
憧れを実現する目的を果たしてしまったからだと思います。気付けば空虚な自分がいました。
真面目に仕事はこなしていましたが、心は常に不完全燃焼でした。
そんな私も結婚をし、娘ができました。
でも、娘が1歳の時にアトピーを発症したのです。
私には小さい頃より薬物治療を行いながら、アトピーを難治化させている弟がいたのでショックでした。薬に頼る弟の辛そうな様子を見ていたこともあって、薬に頼らない方法で何とか治せないものかと模索しました。
そんな中で出会ったのが「自然食」です。
「自然食」の考え方や「食べ物」と身体との関係を聞いた時に、医師の話を聞いても、アレルギーの専門家の話を聞いても、納得できなかった全てのことが繋がったのです。
そして、私自身が「食」に対する意識を変えたことで、娘のアトピーはいつの間にか治っていきました。
私は「食」を通じて大きな学びと気づきをもらった経験から、「食」に関わることをライフワークにしたいと思うようになりました。
でも、
リスクを避けて生きてきた私には、転職するような勇気も覚悟もなく、ズルズルと変わらない日々を過ごしていました。
そこに起こった3.11東日本大震災。
放射能という見えない不安ばかりがつのりました。
自分をどう保っていったらいいのかわからず途方に暮れていた時、私は「つぶつぶ」に出会ったのです。
「つぶつぶ」で学んだのは、食はもちろんですが、生き方そのものでした。
不安ではなく、希望や夢といった光に向かう生き方を教えてもらった時は、心が震えました。
その頃の私は、まさに不安ばかりを増大させ、闇の中を彷徨っていたのです。
だけど、光に向かって進めばいい。
つぶつぶはそれを教えてくれました。
私の中で希望が膨らみ始めました。
そのうち不調だった夫にも変化が生まれました。
思えば、それまでの私は、無意識に「正しさ」で物事や人を判断し、自分の「正しさ」を夫にも押し付けていました。
でも「正しさ」を求めた非難や否定を捨て、ありのままを認めるようになると、夫の態度も変化していったのです。
そうやって何の我慢も妥協もなく、安心して、同じ食事を共にすることができる喜びと幸せ。
つぶつぶに出会って、私はそれを改めて実感しました。
「つぶつぶ」には、これまで私が感じたことのない、自由で、軽やかな楽しさがありました。
頭で判断する知識や我慢が一切いらない美味しさがありました。
真面目でガチガチ、不完全燃焼だった私の生き方に、どんどん新しい風を吹き込んでくれました。
その結果、
ついに、20年以上続けた公務員を退職し、ご縁を頂いた安曇野に移住しました。
家族ぐるみで人生の転換です。
大きな決断は、更に大きな心地良い世界に私たちを導いてくれました。
自分の意識次第で見える世界が変わり、現実が変わる。自分が望む世界で、自分が望む暮らしに向かって生きている今の自分がいるのを嬉しく思います。
ただ、思い描く人生を生きればいい。日々の料理を通じて、その具体的な実践方法を教えてくれたのが「つぶつぶ」でした。
私は、以前の私のように、恵まれた環境にいるのに、何かを妥協して諦めながら生きている方に「つぶつぶ」を知ってもらいたいと思っています。
つぶつぶを、自分が望む人生を自分で創っていくための強力なツールにしてほしいと思います。
きっと、そこから更に大きな幸せが広がります。
あなたがもし不安を取り除き、軽やかに自由に生きたいと思うなら、ぜひつぶつぶを体感しにいらして下さい。
あなたに会えるのを楽しみにしています。
(※あくまでも個人の体験談です。)